登山日:2024年10月25日
黒部五郎岳への日帰りピストン登山は、いくつかのハードルを自分なりに越えるための挑戦だった。この記事は、そのために計画した撤退ラインや準備の記録として残しておきたい。これらはあくまで自分用のメモではあるけれど、もし同じ挑戦を考える誰かが読んで、何かの参考になる部分があればと思う。
1. コースの選択と計画の決定
黒部五郎岳への日帰りピストンには、折立と飛越新道の2つのコースが候補にあった。以下の表に記録しておいた要素を比較し、今回は折立を選ぶことに決めた。飛越新道はぬかるみが多く、事前に天候を気にする必要がありそうだったためだ。折立に決定することで、必要な情報が絞られ、逆に計画を立てやすくなったのが印象的だった。
コースの選択メモ
| コース | 自宅からの所要時間 | 往復距離 | ゲート情報 | 登山道の状況 |
|---|---|---|---|---|
| 折立 | 約4時間 | 約30km | 6:00〜20:00 | 比較的整備されている |
| 飛越新道 | 約5時間 | 約28km | 岐阜側からならゲートなし | ぬかるみが多い |
折立ルートに決めたことで、6時のゲート開門を意識した行動計画を固めやすくなり、当日の準備もスムーズに進められた。
2. 撤退ラインについての自分なりの基準
今回の黒部五郎岳ピストンでの撤退ラインとして、「黒部五郎岳のピークに13時までに到達していなければ撤退する」と決めた。10月15日、日が短くなりつつある時期で、できれば明るいうちに下山したいという思いがあったからだ。ヘッドランプは持参していたが、無理は禁物だと思った。
自分用の撤退ラインメモ
| 基準地点 | 目標時間 | 備考 |
|---|---|---|
| 太郎小屋 | 出発から約2時間台で通過 | ここで13時到達が厳しければ折り返しも視野 |
| 黒部五郎岳ピーク | 13時 | これを過ぎたら即撤退して折り返し |
3. 最悪の状況への備えとして太郎小屋を考慮
今回の計画では、「万一体力の限界がきた場合には、太郎小屋に頼んで泊めてもらう」という選択肢も一応視野に入れていた。ただ、予約もなくこうしたプランを立てることは、正直に言うと賛否があるかもしれない。自分としても、これを頼るのは「最悪の最悪」の場合のみと心に決めていた。なるべく撤退ライン通りに進行し、無理せず折り返すことを大前提として、この最終手段はあくまで自分の「逃げ道」として頭の片隅に置いていた。
4. 前日の睡眠と、普段と違う準備
普段であれば、ロングコースの登山は深夜のうちに駐車場に入り、車中で仮眠をとることが多い。しかし、今回は少し趣向を変えて「前日の睡眠」に重きを置いた。理由の一つは、車中泊ではどうしても眠りが浅くなりがちだからだ。少しでも良い状態で登り切りたかった。
折立の林道ゲートが6時まで開かないこともあり、富山に前日入りして「スパ・アルプス」に寄ることにした。サウナとお風呂でしっかり体を温め、リクライニングチェアで朝4時まで休息。普段の車中泊より深い睡眠がとれたおかげで、起きたときの体調は良好だった。
林道ゲート、駐車場は下記の通りだ。
5. 装備と飲食のメモ
今回の持ち物リストと飲食計画も記録として残しておきたい。これで十分だったか、足りなかったかも含めて、次回の参考にしたいからだ。
装備と飲食記録
| アイテム | 量 | 使用状況 |
|---|---|---|
| パン | 1個 | 食べずに持ち帰り |
| おにぎり | 2個 | 消費 |
| 水 | 1.5L | 半分以上余る |
| スポーツドリンク | 0.5L | 半分以上余る |
| ウイダーインゼリー | 2個 | 消費 |
自分の場合、日帰りでも水の消費は少なめで済むことが多い。今回は特に体調が良かったこともあり、全体として思ったよりも飲み物や食べ物が余る結果となった。これは自分にとっては想定内だが、改めてこうして記録しておくと今後も判断しやすい。
黒部五郎岳ピストンへの挑戦の記録はここまでだ。自分のために書き残したものだけれど、もしこれを読んで何かヒントになる部分があれば幸いだ。
1day黒部ゴーロ[折立ピストン] / ふみさんの北ノ俣岳(上ノ岳)・赤木岳・太郎山(富山県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ

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