2025年 クマ出没はピークへ:これは必然の未来だった
2025年。クマのニュースが、例年になく増えてきている。
でも、これは突然起きたことではない。
2年前から見通されていた未来でもある。
日本ツキノワグマ研究所の見立ては、とてもわかりやすい因果関係を示してくれる。
2022年から積み重なった “危険の帰結”
2025年のクマ出没は、突然起きた異常ではない。
2022年から始まっていた、自然の流れの中にある。
クマの繁殖と餌事情を年ごとに整理すると、
危機の構造がくっきりと見えてくる。
| 年 | 何が起きた? | 結果・影響 |
|---|---|---|
| 2022年 | 木の実が豊作 | 母グマが十分な栄養を確保→出産成功率が上がる |
| 2023年 | 子グマが多く誕生 | クマの個体数が増加 |
| 2025年 | 2023年生まれの子が成獣に | 行動範囲が拡大→人との遭遇リスクが急増 |
さらに追い打ちをかける要因
- 2025年にも子グマが多い
- 一部地域で木の実が凶作
- 食料を確保するための移動が増える
つまり、
「数が多い」+「餌が足りない」
= 人里への出没が増えるのは当然の帰結
怖い話ではなく、
これは自然の流れだ。
結論:11月は年間で最も危険な月
クマの出没リスクは
9月 → 10月 → 11月と 段階的に上昇する
9月:若いクマが人里へ
山の餌が乏しくなると、力の弱い若グマが
縄張り争いで 人里側へ追いやられる時期。
遭遇が増えるが、命を奪う事故はまだ少ない。
10月:子連れの母グマが下りてくる
動きが遅い子グマを守るため、
母グマは 攻撃的になりやすい。
接近しすぎると危険度が一段上がる。
11月:最も危険
冬眠に入る直前の 大人のクマが大量の餌を求めて積極的に移動
遭遇した際、
体が大きい
- 諦めず向かってくることもある
→ 重傷・死亡につながりやすい月
つまり、
9月=遭遇が増える
10月=防衛的攻撃が増える
11月=事故が最悪化しやすい
この3か月はどれも注意が必要だが、
特に 11月は最大警戒すべき期間になる。
何も起きなければ、それが一番いい。
でも、知っているだけで避けられる危険がある。
クマと人が、互いの領域を尊重しながら
安全に暮らせる未来でありますように。

コメント