北アルプス・立山連峰の主稜線を歩く②

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8月末にまとまった休みが取れる。長い休みが取れるのも久しぶりだ。今回はこの休みを活かして登山に行く。行程は3泊4日の山小屋泊。手練れの人たちならテント泊を選ぶのだろうが、僕はまだテントを持っていないし経験もない。いずれはやりたいが、今ではない。

働き盛りの自分は、ふだんは短い休みで登ることが多い。日帰りでも北アルプスを楽しめる体づくりのため、日々のスキマ時間にランニングを続けている。今テントを買っても出番は多くないはずで、結局は消耗させてしまうだろう。だから今回は山小屋泊にする。

ちょうど良いことに、ふるさと納税の立山の山小屋割引券が手元にある。通常より割安で泊まれるのはありがたい。

折立から剱岳まで立山連峰を縦走するにあたり、どの小屋に泊まるかは満足度を左右する。まず目をつけたのは五色ヶ原山荘だ。「天国」と評されるレビューをよく見る。雪解けの頃は花が多くてきれいらしい。家族登山をする時にぜひ連れてきたい場所だと思った。今回はその下見も兼ねる。季節は違うが、一度来ておけば案内するときの不安が減る。五色ヶ原山荘は即決。

そうなると配分は決まってくる。折立は開門時間があり、初日で五色ヶ原まで抜けるのは現実的ではない。前夜インでナイトハイクという選択もあるが、初日から無理をすると後に響くので取らない。となれば、五色ヶ原の手前で1泊。稜線上の薬師岳山荘にする。ここは水が少ないと聞くが、稜線の夕・夜・朝の景色が楽しみだ。

3泊目は剱岳アタックの拠点として剱山荘に決定。最寄りで評判も良い。

これで日程は固まった。1日目:折立→薬師岳山荘。2日目:薬師岳山荘→五色ヶ原山荘。3日目:五色ヶ原山荘→剱山荘。4日目:剱岳に登頂後、黒部アルペンルートで立山駅へ下山。

次に自家用車の置き場所。理想は立山駅に駐車→バスで折立入りだが、僕の登る8月28日(木)は平日バスの運行期間外。タクシーや車回送を検討するしかない。費用はおよそ2万円。高いが、長い休みを活かすための必要経費と割り切る。今回は車回送サービスを利用する。

工程が見えたので、次は予約。天気によってはキャンセルが必要になるため、各小屋のキャンセル料発生日を一覧化する。最終判断日は8月24日とした。特に気にしているのは2日目、薬師岳山荘から五色ヶ原山荘までの区間。ガレ場・岩場・急登が続き、エスケープもない。雨なら無理はせず折立に引き返す。逆にここを越えれば、黒部アルペンルート側へのエスケープが取りやすい。つまり要は2日目。天気はここに最大の注意を置く。

補足

薬師岳山荘から五色ヶ原山荘までは長い稜線で本格的なエスケープルートはありません。ただし、途中にスゴ乗越小屋があり、避難や宿泊は可能です。

準備物も進める。山小屋3泊は初めてなので、チェックシートを作り、期限を決めて必要品をそろえる。

やることは多い。けれど、もう登山は始まっているのだと思う。計画を積み上げる時間も、立山連峰縦走の一部である。

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