登山日:2025年2月15日
武奈ヶ岳は、自宅から車で1時間ほどで登山口に到着できる行きやすい山だ。この日は快晴予報。登山日和だと期待して、登山仲間と2人で出発した。以前から、この武奈ヶ岳を自分の「ホームマウンテン」にしたいと考えていた。日常的に登れる山、心を整えられる場所、そして登山後に楽しみがある山。今回はその第一歩として、下山後に「くつき温泉」に立ち寄り、そこでご飯を食べることにした。
ホームマウンテンを持つ理由
僕は運動習慣を大事にしている。健康で長生きすることを目標にしており、具体的には105歳まで生きて、100歳まで健康に仕事を続けたいと考えている。そのためには、健康寿命を延ばす努力が欠かせない。登山はそのための手段のひとつだ。
登山は単なる運動ではなく、移動、登山、下山後の食事、温泉、帰宅までを含めた1日イベントになる。長時間の活動が健康維持に役立つが、毎回1日がかりの登山ばかりだと継続が難しくなる。そこで、比較的近場で満足度の高い半日で終えられる登山ができると、運動習慣をより充実させられるのではないかと考えた。
また、ホームマウンテンを作る上で重要なのは、登山そのものだけでなく下山後の充実だ。温泉に浸かり、ご飯を食べ、満足感を得ることで、登山を生活の一部として継続しやすくなる。武奈ヶ岳は、その条件を満たす山なのではないかと思っている。
登山のハプニング
登山自体は順調だったが、出発時にちょっとしたハプニングがあった。準備中に先輩のアイゼンを間違って僕のザックに入れてしまったのだ。すぐには気づかず、御殿山でザックを開けたときに、僕のザックにアイゼンが2つ入っていることが判明した。先輩には本当に申し訳なかったが、「すみません」と謝ると笑って許してくれた。そこから先は、僕も先輩もアイゼンを装着して快適に進むことができた。
山頂での景色と「山岳開眼」
山頂に立つと、視界は想像以上に広がっていた。冬の澄んだ空気の中、白山、伊吹山、乗鞍岳、御嶽山がくっきりと見えた。その中でも特に印象的だったのは白山だ。名前の通り真っ白で、圧倒的な存在感を放っていた。その姿を眺めながら、素晴らしい景色の中で、自分の存在が自然の一部でしかないことを再確認した。僕はただ自然に溶け込む一粒の存在に過ぎない。それでも、こうして山に登り、自然と一体となれる瞬間にこそ意味があるのだと思った。
【山岳開眼とは】
僕は「山岳開眼」という言葉をこう捉えている。
初めて高山に登ったとき、ただの山だったはずの景色が、特別な意味を持つものへと変わった。その瞬間、山を「登るもの」としてではなく、「対話するもの」として意識し始めた。自然の厳しさ、美しさ、そして自分の限界。それらを知ることで、自分自身の考え方や生き方にも影響を与えるようになった。白山は、僕にとってそのきっかけとなった山だ。


下山後の充実
下山後は、くつき温泉に立ち寄る前に、温泉施設で食事を済ませた。空腹の体に染み込む食事の美味しさは格別だった。そしてその後、温泉で汗を流しながら今日の山行を振り返る。こんな楽しみ方ができる山だからこそ、武奈ヶ岳をホームマウンテンにしたいと思う。これから、さらにお気に入りの食事処や施設を探し、この山を自分にとって特別な場所にしていきたい。
雪山武奈ヶ岳:快晴の絶景と反省の山行 / ふみさんの武奈ヶ岳・御殿山(滋賀県)の活動データ | YAMAP / ヤマップ

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